インプラント

当院のインプラント治療の理念

当院では、患者様が治療計画や予算について十分に納得した上で治療を進める「インフォームドコンセント」を大切にしています。患者様一人ひとりのご希望や不安に丁寧に対応し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。

当院が使用しているインプラント

当院ではアストラテックインプラントを使用しています。

  • 化学的に処理されたチタン表面性状
    実証済みのタイオブラストの成功を基にしたオッセオスピード表面は、化学的に改質したチタン表面を使用する世界初で唯一のインプラントで、早期の骨の治癒を促進して骨の治癒プロセスを迅速化します。
  • 生体力学的な骨刺激
    インプラント頸部は微細なスレッドのマイクロスレッドのデザインで、最適な負荷分布と低い応力値を実現します。
  • 強固かつ安定した適合性
    コニカルシールデザインではインプラントとアバットメントが強固かつ正確に適合して固定されるため、アバットメントの接続手順が迅速かつ簡単になります。アバットメントはセルフガイディング機能を持ち、装着手順は非侵襲的で、骨の損傷の危険性を最小限に抑えます。
  • 軟組織の接触ゾーンと軟組織量の増大
    コネクティブカントゥアは、アバットメントをインプラントに接続すると形成される独自の輪郭を持ちます。この輪郭により、結合軟組織の接触ゾーンの高さと量を増すことができます。こうしてインプラント周囲の辺縁骨を密封して保護しています。

治療費・治療期間目安

インプラント治療費 インプラント治療 一本につき¥330,000~¥385,000(税込)
治療期間目安 4ヵ月~7ヵ月
治療回数目安 5回~10回
リスク・副作用 インプラント歯周炎になる恐れがあります。より定期的なメンテナンスが必要となります。

ご利用の流れ

STEP01

カウンセリングと治療計画のご説明

主な訴えやご要望をお聞きし、その後正確な基礎データを収集します。これらを基に現状を分析し問題点の抽出を行い、解決方法を検討、基礎となる治療計画を準備します。患者様に現状と問題点をご説明し、治療計画をご提案。理想的なプラン、現実的なプランなど患者様の事情やご希望・好み・生活背景・体調などをお聞きしながら最も適したプランを一緒に決めていきます。

STEP02

レントゲンによる検査と治療計画の修正

基礎となる計画に了承いただいた上で、レントゲンの撮影を行います。インプラントの最終の埋入位置やかみ合わせについても考慮した設計を行います。また、問診を行い全身状態を把握します。その上でオペを行っても良い健康状態か判断し、検査値に問題がある場合は専門医の意見を聞くなど万全を期します。

STEP03

オペの実施

オペにあたり術者による最終のシミュレーションが行われます。その最終のシミュレーションの結果を患者様にお見せしながら、オペの内容を説明し最終確認をとります。麻酔の処置と触診を行いシミュレーションデータと実際の患者様の顎の状態を術者の頭の中で一致させます。その上でシミュレーションに沿って位置、角度を決め、超音波切削機により穴をあけ、所定の深さのインプラント窩(か)を形成。安全をチェックした上でドリルを使い、低速で穴を拡げます(穴をあける工程と広げる工程を分けることで神経・血管を傷つけるリスクを排除します)。インプラントを埋入し、骨とインプラントがしっかりとくっつくまで3か月ほど経過をみます。

STEP04

上部構造(かぶせもの)の作成・装着

骨とインプラントがしっかりとくっついたことを確認して、インプラントの型をとります。その上で事前のPCによるシミュレーションにより、かみ合わせまで考慮された上部構造(かぶせもの)を作成。完成後、慎重に装着していきます。

STEP05

治療後のフォロー

インプラント治療終了後、インプラントを長持ちさせるためには、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。正しい歯磨きを心がけてください。また、3ヵ月に一度、定期健診を受けインプラントの状態や、口腔内のケアをしっかりと行いましょう。

よくある質問

インプラント治療後は特別なケアが必要ですか?

日常生活のケアは、天然の歯と変わりません。歯を失った原因が何かによって変わりますが、虫歯や、歯周病、ブラッシング習慣に問題があることが多いですのでしっかりとブラッシング法で、手入れをする必要がございます。

体に悪い影響がないのでしょうか?

インプラントで使われているチタンは人体にとてもなじみやすいものです。金属アレルギーも起こらない物質です。気になる方はご相談ください。

手術後、食事で気をつけることはありますか?

手術はやはり多少であれ身体に負担がかかります。手術後の痛みや腫れを少なくするために、バランスの良い食事をしましょう。医師から指示が無い場合は通常と同じように歯を使って食事をしても大丈夫です。